【SIer勤務でもできる】アプリ開発やってみた 第二話

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第二話 山の日の三連休① 〜チュートリアル〜

2019/8/10 Sat.

早速私たちは、翌朝から自分のパソコンに開発環境をセットアップし、ネットに上がっているサンプルのおうむ返しボットを動かしてみることにした。うまく行けば、連休の間に何か出来上がるかもしれない。もちろん、使うチャットはイケてるITベンチャーを意識してslackを使ってみることにした。

私たちは、過去の開発業務でSubversionを構成管理に使い、WebフレームワークはSpringで、EclipseをエディタにしてJavaプログラムを書いたことがある。

同じようなことをPythonでしようと、Pythonを使ったLINEBotのチュートリアルをいくつか見て、書かれている通りに必要なソフトをインストールしていく。やりたいことはこうだ。

各メンバーが共同でプログラムを参照・修正するため、Subversionに代わってイマドキな構成管理のためgitを使いたい。gitアカウントを各自が作成し、共有の「リポジトリ」を立てる。リポジトリ上のプログラムを各自の端末に引き込んで、それを各自のエディタで編集して実行環境にデプロイし、ネットに動作する状態で公開する。プログラムはそれだけでは実行環境上では動かないので、Webフレームワークを実行環境に導入して動作させ、公開する。公開したプログラムをLINEのAPIから参照し、うまく行けば自分が友達になったBotから投稿内容がおうむ返しになる。

まずは、エディタや実行環境として何を使うか決める必要がある。クラウドIDEというイケていそうな響きのAWSのCloud9やpaiza Cloudなども検討したが、有料であることから今回はやめた。無料のクラウドとしてCode envyがあり、以前LINEBotを開発した時にはこれを使ったようだったが、無料だと10分でログアウトする制限がある。

たいがい、どのチュートリアルもWebフレームワークはFlask、実行環境はherokuが指定してあり、無料であることからこれに倣うことにした。herokuはgitからプログラムを連携できてお手軽という触れ込みらしい。Pythonで開発する時、どのような組み合わせで開発するかいまいちピンとこない。エディタはAtomが無料で良さそうだ。

チュートリアルの難しいところは、「git上のプログラムをAtomで編集する」だったり、「とりあえずフレームワーク使ってブラウザから”Hello World"する」だったり「おうむ返しBotを作る」だったりととその通りにやれば同じことはできるのだけれど、今回のように自分たちでやりたいことがある場合にどうくっつけたらよいのかわからないところだ。

連休の初日は、どのチュートリアルをやればいいのか、組み合わせたらいいのか探していたらgitとAtomのインストールで終わった。そもそものPythonのインストール方法もいくつか違うやり方が存在しているようで、今回どれがいいのかわからない。

しかも、自分の端末上で仮に”Hello World”でき、gitにプログラム資源は連携できたところで、自分の端末にインストールしたWebフレームワークFlaskなどをどうやってherokuにも導入したらよいのだろう。

謎は深まり混乱するばかりだった。プログラム開発への道は遠そうだ。

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